わきがの原因となるアポクリン汗腺ですが、わきがの強さは何に影響するかといえば、一つはご質問の通りアポクリン汗腺の量です。

アポクリン汗腺の量は、遺伝によって生まれつき持っている体質なので、その量は先天的に決まっていて、後天的な理由で増えることはないとされています。

したがって、アポクリン汗腺の量はコントロールできないので、何とかしたかったら、わきが治療によって、アポクリン汗腺を切除するとか、機能を破壊するとか、物理的に働きかけるしかありません。

しかし、わきがのレベルはアポクリン汗腺の量だけで決まるわけではありません。

アポクリン汗腺の状態や活動状況によってもかなり左右されます。

アポクリン汗腺は粒状になっていますが、その粒が大きい場合にはわきがが強い傾向があるようです。

小さい場合でもわきがが強い場合があるので、例外はありますが、傾向としてはそのような傾向があります。

また、アポクリン汗腺は脂質や刺激によって活発化する傾向が見られます。

まず、食生活ですが、動物性脂肪や香辛料などの摂取で、わきがが強く感じることは、多くのわきがの人が経験しています。

欧米型の食事になって昔の日本人よりもわきがの臭いがきつくなってきていると言われています。

そして、緊張を強いられる場合、ストレスを感じる場合にも、アポクリン汗腺が活発化してニオイがきつくなる傾向があります。

このように、わきがの強さは先天的なアポクリン汗腺の量や状態だけで決まるわけでなく、食生活を含めた生活環境によっても影響されるのです。