このサイトを訪問された方は、程度の差こそあれ、わきがに悩んでいる人がほとんどだと思います。

わきがが深刻な悩みとなり、対人恐怖症になって、日常生活に支障が出ている人もいるかもしれませんし、軽いわきがで自分だけでなんとか対策できたらと考えている人もいるかもしれません。

わきがは日本人の中ではマイノリティー(人口比率で言えば10-15%程度と言われています。一方で欧米人や黒人ではわきが体質の人は圧倒的にマジョリリティー)ですし、日本人は清潔好きで臭いに敏感な人も多いと言われていますので、わきが持ちの人にとっては日常生活を送る上で悩みはつきません。

そこで、わきがの悩みを解消しようと、いろいろと対策をしようとすると思います。

わきがの程度がそれほど重度でなければ、通常は自分でできること(脇の下を清潔に保つことや、制汗剤や消臭剤など)をいろいろ試して、それでも悩みが解消されなければ、わきがの根治を狙って、クリニックでのわきが治療という選択肢が出てきます。

一方でわきがの程度が重度で悩みが深刻な場合には、最初からわきが治療が視野に入ってくるかもしれません。

こうしてわきが治療が選択肢として挙がってくれば、次にどんなわきが治療法が自分にふさわしいのか検討することになると思います。

当然ですが、わきが治療は自分でできる比較的お手軽なわきが対策とは全く次元が異なり、費用負担が格段に大きいことに加えて、皮膚にメスを入れる(メスを入れない治療法もありますが・・・)という極めて重大な決断になります。

したがって、わきが治療をするなら、失敗はしたくない、つまりわきが治療で悩みを完全に解消したいと考えるはずです。

しかし、残念ながら現実を見てみると、わきがが再発したりして、手術後も悩みが解消できない人が後を絶ちません。

なぜでしょうか?

理由は大きく3つ挙げられます。

  1. 治療法の限界
  2. 医師の技術レベル
  3. わきが以外の要因

1. 治療法の限界

多くの人にとってはわきがは治療すれば根治すると考えたくなりますが、治療法にもよりますが、どの治療法も100%の確率で完治するということはありません。

一番治療効果の高い剪除法でも再発リスクはありますし、他の治療法は剪除法より治療効果は劣りますから、残念ながら手術してもまだ脇の下が臭ってしまう、しばらくたったらまた臭ってきたということはありえます。

クリニックによっては、サイト上で「再発はありません」と明言しているところもありますが、人間のやることですから100%ということはないでしょう、というのが個人的な見解です。

このようなクリニックは、多分再発したと訴えても、「それは再発ではありません。他の理由によるものです。」といろいろ屁理屈をつけて、言いくるめようとするんじゃないか、と自分だったら逆に勘繰ってしまいますね。

2. 医師の技術レベル

わきが治療は、医者の技術レベルによっても、その効果は左右されます。剪除法などは特に差が表れやすいと言えます。医師の技術レベルが低い場合には、アポクリン汗腺の切除の仕方が悪くて一部が残ってしまったり、切除したつもりでも機能は残ってしまう場合もありますし、傷痕が目立って残りやすかったりするケースがあります。

質の高い医師を選ぶということは、つまり信頼できる病院・クリニックを選ぶということです。同じ治療法でも、選んだ病院・クリニックによって結果が大きく変わってくる(再発率など)ので、病院・クリニックの選択は非常に重要です。

3. わきが以外の要因

実はこの理由が結構大きな問題をはらんでいます。

わきが治療をするのは、当たり前ですが、本人にとってはわきがが大きな悩みの原因になっているからですよね。

しかし、ここでちょっと立ち止まって下さい。

あなたの悩みの原因は、本当にわきが臭だけなのでしょうか?

これだけ悩まされているのに、何をいまさら言ってるの・・・!?

という感じかもしれませんね。

でも、あなたの悩みの原因がわきが臭だけだと確信を持って言えるでしょうか?

わきが臭も体臭の一部だと捉えると、悩みの原因となっている体臭はわきが臭だけでない可能性があるのです。

わきが臭はアポクリン汗腺の分泌物が原因となりますが、体温調整で出るエクリン汗腺からの汗や皮脂腺からの分泌物なども細菌発酵によって、嫌な体臭の原因となります。

もし、これらの体臭も含めて悩みとなってる場合には、わきが治療によってわきがが根治しても悩みの解消にはならないのです。

そして、「治療はしたけどまだ脇が臭う」ということで悩みは継続してしまいます。

これは珍しいケースだろうと思われるかもしれませんが、このような方は結構いるようです。

更に悩みが深刻であれば、心の病にまでなっていることもあり、このような場合にはわきがを治療するだけでは悩みの解決にはならないケースが多くなります。

問題なのは、患者さんの自己申告だけでわきが治療してしまう、病院やクリニックがあるということです。

病院やクリニックも言ってみれば商売ですから、治療した方が儲かるのでやりたがるのだと思いますが、自己申告だけで治療を行うことは、上記のような人(治療しても悩みが解決しない人)を生みだしてしまうリスクがあります。

ひどい場合には、わきがではないのに自分でわきがだと思いこんでいる人の自己申告だけに従って、医者が必要のないわきが治療をしてしまったという事例もあるようです。

まとめ

以上のことから、わきが治療が悩みの解消だと捉えるなら、まずは自分の悩みの原因がわきが臭であると特定できることが治療を受ける条件になると思います。

そして、わきが治療を受けると決めたら、治療法の特徴(メリット・デメリット)を把握して、自分に合った治療法を選択し、医者のレベルの高い、本当に信頼できる病院・クリニックを選ぶことができるかが最重要ポイントになってきます。

あなたのわきがの悩みが解消されることを心から祈っています。