このサイトでは、ミラドライウルセラドライというとてもよく似たわきが治療方法についてご紹介していますが、どんな点に違いがあるのかを整理したいと思います。

と、その前にどんな点が似ているのか、見てみましょう。

まず名前が似ていますね。

両方とも「ドライ」がついていますし・・・

まあそれはいいとして治療内容ですが、両方とも切らない治療法であることが最大の特長です。

剪除法を代表とするわきが手術の場合には、皮膚を切開しますが、この2つの方法は切らないので、皮膚を切開した時に残る傷痕はありませんし、施術後の生活に大きな支障が出ることはありません。(剪除法なら、術後に硬く脇を固定しておかなければならないので、腕の可動域が狭まり、生活のいろいろな場面でしばらく支障が出ることは避けられません。)

なぜわきがに効果が出るのかという仕組みも似ています。
両方とも皮膚下のアポクリン汗腺とエクリン汗腺の機能を破壊することで、わきがや多汗症に効果を発揮します。

このように2つは似ている治療法ですが、違いはどこにあるのでしょうか?

表にして比較してみましょう。

わきが治療 治療のベース 治療時間 施術部位 施術料金 施術できる病院
ウルセラドライ 超音波 40分程度 アポクリン汗腺のある部位すべて 30万円 川崎中央クリニック
ミラドライ 電磁波 1時間程度 わきだけ 30-45万円 少ないながら全国にあり

両方とも切らないで汗腺の機能を破壊する仕組みですが、ウルセラドライが超音波を使うのに対してミラドライは電磁波を使います。
それでは超音波と電磁波でどちらの方が効果が高いかが気になるところですが、管理人が調査した結果としては科学的に信頼できる明確な効果の差についての情報はありません。

わきが手術についてもそうですが、治療効果には個人差がかなりあって、てきめんに効果があった人、ほとんど効果がなかった人、様々です。
一大決心し、高い金額を負担してわきが治療にのぞむ人からすれば、100%の治療効果を望みたいところですが、そのような方法はありませんから、どのわきが治療方法を選択するにしても、残念ながら効果には満足できない可能性もあるというリスクをある程度覚悟しなければなりません。

さて他の相違点について見てみましょう。
治療時間や料金の違いも少しありますが、大きく違う点として治療部位と施術できる病院です。

ウルセラドライがアポクリン汗腺がある部位の全てを治療できる一方で、ミラドライはの治療部位はわきだけです。

これは何を意味するかと言えば、ミラドライがわきがのみの治療に対して、ウルセラドライはすそわきがやチチガの治療も可能だということです。

アポクリン汗腺は脇の下だけでなく、デリケートゾーンや乳輪の下にも存在します。
それらの部位から発するニオイをそれぞれすそわきがやチチガと言いますが、この症状に悩んでいる人も女性を中心に一定数いると言われています。

すそわきがやチチガについては治療方法が少ないのですが、ウルセラドライは有効な治療法の選択肢の一つになりうるということになります。

それから、施術可能な病院に大きな違いがあります。

ウルセラドライは川崎中央クリニックの院長が開発した治療方法で、ここでしか施術できません。
ミラドライについては、アメリカで開発された治療方法で、日本で施術できる病院・クリニックは非常に限られていますが、全国に存在します。

つまり、ミラドライは少ないながらも全国の指定の場所で治療を受けられるのに対して、ウルセラドライの場合には、神奈川県川崎市まで出向いて、施術してもらわなければならないのです。

施術するところが1カ所なのはデメリットでもありますが、病院ごとの治療技術や評判に差がないので、その点では安心材料と言えなくもありません。

このようにウルセラドライとミラドライの違いを整理してみましたが、首都圏にお住まいなら効果や金額など総合的に判断するとウルセラドライの方がいいかもしれませんね。(すそわきがやチチガならそもそもウルセラドライの選択肢になりますが・・・)