わきが手術は両脇同時にやらなくてはならないですか?


まずわきがの手術は両脇行うことが基本です。

わきがの原因であるアポクリン汗腺については、左右の脇で利き腕の方が多く、エクリン汗腺からの発汗量も利き腕が多いとされていて、利き腕のわきがの方が強い傾向があると言われていますが、片脇がわきがでもう一方からはまったくわきが臭がしないということはありえません。

したがって、両脇を手術することが基本になるのですが、ご質問のように「同時に」となるとそれは個人の事情にもよります。

わきが手術の代表的な方法である剪除法は皮膚をメスで切開し、アポクリン汗腺を切除しますから、術後しばらくは日常生活に影響が出ます。

もう少し具体的に言うなら、4日間はわきの下の皮膚が動かないようガーゼできつく固定しますので、腕を自由に動かすことはできませんし、無理に動かすと術後の経過が悪くなる恐れがあります。

術後4日目でガーゼを外しますが、まだ治癒しているわけではないので、なるべく安静にしておく必要があります。

そして消毒をしながら、だいたい1~2週間後に抜糸しますが、いずれにしても術後しばらくは腕は手術前に比べて自由に動かせないので、あえて片脇ずつの手術を希望される人もいます。

片脇だけなら、手術しなかったもう一方の腕は自由に使えますし、手術した方の腕は比較的安静に保てますので、術後の経過が良好に推移することが期待できます。

ただ、片脇ずつの場合には通院など2度手間になる部分もあるので、特に遠方から来られるような方は、両脇同時に手術を行うケースの方が多いと思います。

ご本人のお仕事の形態など、手術後の生活との兼ね合いで、両脇同時なのか、それとも片脇ずつなのか、判断することになると思います。


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