わきが手術の後、わき以外が臭うようになるというのは本当ですか?


このことについては、確かに多くの事例が報告されています。

いわゆる術後臭というもので、わきの下のアポクリン汗腺は除去できても、わきの下以外にアポクリン汗腺が存在する部分からわきがと同じようなニオイが発生するというものです。

アポクリン汗腺はエクリン汗腺とは異なり、全身にあるわけではなく、脇の下以外には、耳の中、乳輪の周り、へその周り、陰部の周辺です。
(ただ、脇の下と比較すると、アポクリン汗腺はかなり少ないと言われています。)

これらの脇の下以外の部分で、わきが手術後ニオイが気になるという事例が報告されているのです。

中には、アポクリン汗腺は関係ない部分(例えば首とか背中とか)からのニオイが気になるようになったという事例もあるようです。

このように、実際にわきが手術後のニオイに悩んでいる人がいるので、その現象自体は本人の悩みであり、事実であろうと思いますが、それが本当にわきが手術と関係しているかどうかは、医学的に証明されているものではありません。

医学的には、アポクリン汗腺を除去したからといって、他のアポクリン汗腺、皮脂腺、エクリン汗腺が活発化して臭いがきつくなる、なんていうことはありえない、ということになっています。

一部の原因の説明としては、手術後の精神的なストレスで臭いに対して手術前よりも過敏になった、とか言われていますが、実際のところはよくわからないのが実態です。

このように医学的には証明されていなくても、実際に術後臭で悩んでいる人はいるという事実はありますが、それをリスクとしてとらえるかどうかは見解のわかれるところだと思います。


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