わきが治療の後日常生活に戻るまでどのくらいかかるのでしょうか?


わきが治療と言ってもいろいろありますが、ここでは最も一般的な治療法である皮膚を切開する剪除法(せんじょほう)と皮膚を切開しない治療法であるミラドライで比較したいと思います。

剪除法(せんじょほう)

手術後、ほとんどの場合入院はせずに日帰りとなりますが、だいたい7-10日程度わきを固定するので腕の動きは制限されます。
シャワーや洗髪は ワキを濡らさないようにすれば当日から可能ですが、1週間程度は湯舟に使って長湯はしない方がいいでしょう。
それから、1週間くらいは飲酒も避けた方がいいと思います。
抜糸するのは、術後7-14日後くらいなので、その後はだいたい普通の生活に戻れると思います。

仕事については、脇をあまり動かさないデスクワーク程度であれば、翌日からも可能かもしれません(それすらもおすすめはしません。)が、肉体労働系などは1週間は無理だと思います。
いずれにしても、最初に無理をすると後の経過が悪くなるので、だいだい1週間は脇をなるべく動かさないようにして安静にしておくことがおすすめです。

このように皮膚を切開する剪除法は、やはり術後しばらく生活に支障が出るのは避けられないところです。

ミラドライ

一方のミラドライは皮膚を切開しない治療法なので、日常生活へすぐに復帰できる可能性が高いです。

ミラドライは、電子レンジなんかで使用されているマイクロウェーブ(電磁波)を利用して、アポクリン汗腺、エクリン汗腺の機能を破壊する方法です。
汗腺は水分を多く含んでいるので、それをターゲットにしてマイクロウェーブで熱を発生させて機能を破壊するのですが、発生する熱によって、痛みやほてり、腫れが出るケースがあります。(脇の下の腫れが出た場合でも、通常1週間程度で腫れは引きます。)

治療後は脇の下をアイシングしてから、すぐに家に戻れますし、脇を固定することもないので、生活への支障はあまりありません。痛みが出たりするケースもありますが、痛み止めでコントロールできます。また治療当日の入浴については、湯舟につからないでシャワーにするとか、脇の下をこすらないとか、その程度の生活の制限はあります。

ミラドライは、仕事など日常生活への影響を最小限におさえたい場合には、有力な治療法の選択肢になるでしょう。


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